【営業マン必見】コミュ症の治し方と会話が途切れない話し方のコツ
営業という仕事は「話す力」だけでなく
「相手との関係を築く力」が求められます。
しかし
人と話すのが苦手
会話が続かない
沈黙が怖い
そんな悩みを抱える営業マンは少なくありません。
この記事では、営業現場で使える
「コミュ症の治し方」と「会話が途切れない方法」を
心理学と実践テクニックの両面から解説します。
もくじ
まず理解すべき「営業におけるコミュ症」とは?
「コミュ症(コミュニケーション障害)」という言葉は
実際には医学的な診断名ではありません。
営業マンの場合、多くは
「会話に苦手意識がある」
「自分の話に自信がない」
「相手の反応が怖い」
という“心理的ブロック”です。
つまり「話す能力が低い」のではなく
「自分を過剰に意識してしまっている」
ことが原因のケースがほとんど。
コミュ症を克服する3つの基本ステップ
この“自意識の実況中継”を止めるのが第一歩です。
コツは「相手に100%意識を向ける」こと。
「どんな服装?」「どんな表情?」「この人は今、何を考えているだろう?」
そうやって相手にフォーカスするだけで自然と会話は流れ出します。
営業マンに多いのが、「上手く話さなきゃ」「説得しなきゃ」という思い込み。
これがプレッシャーになり、頭が真っ白になってしまう原因です。
むしろ営業は“話す”より“聞く”が8割。
「話さなきゃ」ではなく
「聞いて共感しよう」という姿勢に変えると
一気に気持ちが楽になります。
会話が続かない人の多くは、
「自分の話」で完結してしまうタイプです。
会話を続けるコツは、常に相手に質問を投げること。
例:
「そうなんですね!ちなみに、どうしてその商品を選ばれたんですか?」
「へぇ〜、それって以前から興味あったんですか?」
相手が話す時間が増えるほど
あなたの“話す負担”は減り、信頼感も上がります。
会話が途切れないための具体的テクニック5選
相手の言葉をそのまま返して、
そこに一言添えるだけで会話が広がります。
客:「最近、出張ばかりで大変なんですよ」
営業:「出張ばかりなんですね。お忙しい中ありがとうございます!」
たったこれだけで、会話は自然に続きます。
人は「自分を理解してくれる人」に心を開きます。
「わかります、自分もそうなんです」
→「ちなみに、どう対策されてますか?」
この順番を意識するだけで
会話のリズムが途切れにくくなります。
営業マンは商談前の雑談が超重要
たとえば以下のようなネタを用意しておくと安心です。
季節の話(例:今年は暑いですね)
ニュース(例:ガソリン代また上がりましたね)
周囲の話(例:この辺り、ランチのお店多いですよね)
雑談は“つなぎ”ではなく、“距離を縮める武器”です。
沈黙が訪れても、焦って話そうとしないでOK。
実は、会話における“間”は信頼のサイン です。
間が生まれるということは
相手があなたと会話することに安心感を持っている証拠。
どんなに会話が苦手でも、
笑顔とうなずきだけは誰でもできる最強スキル。
「うん、うん」とリアクションを取るだけで
相手はもっと話したくなります。
“話し上手”よりも“聞き上手”を目指しましょう。
■ 練習の場を「日常」に持ち込む
コミュ症を治す最短ルートは、「営業以外で話す機会を増やす」ことです。
コンビニやカフェで一言会話してみる
同僚に雑談を仕掛けてみる
SNSでコメントしてみる
営業だけで練習しようとするとプレッシャーが強すぎます。
まずは“日常会話”から慣らすことが、結果的に商談力アップにつながります。
■ まとめ:営業は「話す仕事」ではなく「つながる仕事」
コミュ症を治したい営業マンは、まず「話さなきゃ」という呪縛を手放してください。
営業とは「話す仕事」ではなく「相手とつながる仕事」
うまく話せなくても
相手の目を見て、共感して、笑顔で聞くだけで
信頼関係は十分に築けます。
そしてその積み重ねが
結果的に“売れる営業マン”への第一歩になるのです。
💡 ポイントまとめ
自意識を捨てて、相手に100%意識を向ける
「話す」より「聞く」を重視
会話は「共感→質問→リアクション」でつなぐ
沈黙は怖がらない
日常で話す練習を増やす
出来ることから少しずつやっていこう!
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